マンション管理士試験問題でまた厄介な区別が必要 区分所有法 共用部分 損害保険 管理業務主任者

マンション管理士の区分所有法の勉強をしていると、またまたアレっと思う部分があります。ここも覚えることや理解することが厄介でした。

「区分所有法(共有部分の管理)第18条の、共用部分の管理に関する事項は、前条の場合を除いて、集会の決議で決する」となっております。

同条4項では、「共用部分につき損害保険契約をすることは、共用部分の管理に関する事項とする」となっております。あえて、4項を設けて、管理組合が共用部分にかける損害保険の契約をすることは管理行為であるとアピールしております。

そうなると、区分所有法上では、管理行為である「共用部分にかかる損害保険の契約をする」ということは、集会の決議で決定しなければならないということになります。

管理組合の管理者や管理組合法人の理事などだけで勝手に締結はできないということになります。

しかし、区分所有法の管理所有として所有者となった者は、結果として、「規約の特別な定めにより所有する共用部分に掛かる損害保険の締結について集会の決議が不要」となるようです。

これは、管理所有者は、区分所有者全員の為にその共有部分を管理する義務を負う。そして、もともと共用部分にかかる損害保険の締結は、共用部分の管理に関する事項であるので、管理所有者が締結することは、集会の決議は不要となるようです。

管理所有者は、結構権限が強いと判断しました。通常は規約で定めがなければ集会決議が必要ですが、管理所有者は、管理行為の義務を負っているので、もはや集会決議がいらないのだろう。そう思いました。

そして、標準管理規約上では、これが締結することを承認するということとされており、総会決議(集会の決議)は不要となっております。「区分所有者は、共用部分に関し、管理組合が火災保険、地震保険その他の損害保険の契約を締結することを承認する」という文となっております。

これは、今回掲載した区分所有法第18条の2で1項を規約で別段の定めをすることを妨げないとされているので、規約にて別の方法としてもよいとなっているためです。

少なくてもこの3パターンを区別して覚えておかねばならないと思いました。

管理業務主任者試験の範囲内でもあります。

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