区分所有法第47条6項と8項の違い マンション管理士 管理業務主任者

マンション管理士の勉強をしていて、はてな(?)だった過去問がありました。それは、区分所有法第47条の6項と8項についてです。区分所有法第47条は、管理組合法人の節になる一番最初の条文です。

①区分所有法第47条の6項は、
「管理組合法人は、その事務に関し、区分所有者を代理する。・・・(共用部分等)による損害保険契約に基づく保険金額並びに共用部分等について生じた損害賠償金及び不当利得による返還金の請求及び受領につても、同様とする」となっております。

「その事務に関し」は、かなりアバウトですが、その事務の中に、6項条文の後段に述べられている事務も含むということであろう。

6項条文の後段に述べられている事務とは、上記区分所有法第47条の6項の後の部分である「・・・(共用部分等)による損害保険契約に基づく保険金額並びに共用部分等について生じた損害賠償金及び不当利得による返還金の請求及び受領につても、同様とする」です)

②区分所有法第47条の8項は、
「管理組合法人は、規約又は集会の決議により、その事務に関し、区分所有者の為に、原告又は被告となることができる。(ここでいう事務は、同条文6項の後段に規定する事項を含む)」となっております。

過去問が、それぞれ1問ずつあって、法律を見ないで解いた場合、混乱します。

まず、①にはなくて、②にはないものがあります。それは、「規約又は集会の決議」です。①は事務に関して単純に代理する場合は、規約又は集会決議は不要であるが、区分所有者の為に原告又は被告となる場合は、「規約又は集会の決議」が必要であるという結果になります。

次に、事務が①も②も6条後段に規定する事項、すなわち「・・・(共用部分等)による損害保険契約に基づく保険金額並びに共用部分等について生じた損害賠償金及び不当利得による返還金の請求及び受領」という具体化されている事例を含むということです。

これが、問題からやって解説を見ると、ちんぷんかんぷん。(少なくても私は・・・)

結果として私本人はこう理解しました。

①も②も事務に関しては、「・・・(共用部分等)による損害保険契約に基づく保険金額並びに共用部分等について生じた損害賠償金及び不当利得による返還金の請求及び受領」が含まれる。そして、単純に管理組合がこれを代理するには「規約又は集会決議」は不要であり、この事務に関して原告又は被告となる場合は「規約又は集会決議」が必要である。

そして、・・・

・管理組合法人は、その事務に関して区分所有者を代理する。
・管理組合法人は、規約又は集会の決議により、その事務に関し、区分所有者の原告又は被告となることができる。
(※上記両者ともその事務には、・・・(共用部分等)による損害保険契約に基づく保険金額並びに共用部分等について生じた損害賠償金及び不当利得による返還金の請求及び受領」が含まれる。)

管理業務主任者試験の範囲内でもあります。

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